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令和6年(2024年)6月25日付
今月中に90万人割れ

1日現在の県人口90万298人
 
100万人割れから7年余

 

 平成29年(2017年)春に戦後初めて100万人を割り込んだ県人口は、今月中の90万人割れが確実となった。県調査統計課が24日公表した5月中の動きを示す今月1日現在の「人口と世帯」に基づく予想によるもの。

 県が公表する「人口と世帯」は令和2年(2020年)国勢調査の確定人口と世帯数を基準値とし、その後の外国人住民を含む毎月の自然動態(出生・死亡)、社会動態(転入・転出)や世帯の新設・消滅などによる増減数を求め、これらを加減して毎月1日現在の推計値を算出。

 今月1日現在の県人口は男性42万5,737人、女性47万4,561人の計90万298人で、前月に比べて1,149人、0.13%減少した。25市町村中、秋田市の267人をはじめ22市町村で減少。

 ちなみに、県人口は平成29年4月1日現在公表の99万9,636人で戦後初めて100万人を割り込んだ。過去1年間の平均減少数が1,436人なのに加え、前年7月1日現在の減少数が1,016人だったことなどからすれば、今月中の動きを示す次回7月1日現在公表で前回100万人割れから7年3カ月で90万人を割り込むのは確実な情勢だ。

 

 県人口の動態別内訳は、5月中に292人生まれたのに対して1,444人亡くなったため、1,152人の自然減。本県は一貫して自然減の状態にあるが、減少数は前年10月1日現在以来8カ月ぶりに1,200人を下回った。一方、社会動態は5月中に839人が県外へ転出したのに対して842人が県内に転入したため、わずか3人ながら2カ月連続の社会増に。  

 秋田北地方の市町村別人口と世帯数は下段のとおりだが、5市町村計の人口は12万4,629人で、前月に比べて196人減少した。減少数は、前回5月1日現在より84人拡大。  

 このほか、県全体の今月1日現在世帯数は前月比69世帯減の38万4,760世帯、秋田北地方は同38世帯減の5万2,220世帯だった。 (午前零時)

 
秋田北地方の6月1日現在の人口と世帯数
市町村 人口計 前月比 世帯数計 前月比
大館市 64628人 97人減 27666世帯 13世帯減
鹿角市 26522人 32人減 10599世帯 10世帯減
北秋田市 27310人 56人減 11235世帯 15世帯減
小坂町 4377人 4人増 1930世帯 7世帯増
上小阿仁村 1792人 15人減 790世帯 7世帯減
合計 124629人 196人減 52220世帯 38世帯減

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