22日に県内4球場で開幕した第44回全日本学童軟式野球大会県大会(県軟式野球連盟など主催)は23日、秋田北地方勢で唯一初戦を突破して8強入りした北秋田(北秋田)が花館(大仙美郷)に競り負け、準決勝進出を逃がした。これにより、前日の初戦で敗れた城南(大館)、山瀬(同)、花輪(鹿角)を含む秋田北地方勢全4チームが大会2日目までに姿を消した。

　県大会には、秋田北地方勢4チームを含む14地区の代表20チームが出場。同地方勢のうち初日(2回戦)で船越(男鹿)に10-4で快勝して唯一準々決勝に駒を進めた北秋田は23日、元木山球場(潟上市)で花館と対戦。

　北秋田は4回に均衡を破って1点先制したものの、その裏、大量8点をもぎ取られた。終盤5回に4点、6回に2点返して1点差に詰め寄ったが、最後の1手を攻め切れず7-8で惜敗し4強入りを逸した。

　第2日は準決勝まで行い、大仙南(大仙美郷)が新山岩城(本荘由利)を13-7、花館が牛島(秋田)を6-4でそれぞれ下して決勝進出を決めた。決勝は、29日午前9時から長沼球場(潟上市)で行う予定。　(午前零時)

	1	2	3	4	5	6	計
北 秋 田	0	0	0	1	4	2	7
花　　館	0	0	0	8	0	0	8

準々決勝・元木山球場

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