県内の新車新規登録・届出台数は5カ月連続で前年割れを回避できなかったが、5月は落ち込みの程度がほぼ横ばい水準まで縮小した。国土交通省東北運輸局が18日公表した同月の状況で示されたもの。
同局が作成した過去半年間の県内新車新規登録・届出台数推移は下段のとおりだが、このうち今年5月は前年同月比26台、0.9%減の2,903台。3月の23.2%減を最高に1月以降5カ月連続の減少ながら、5月はプラス好転の目前まで改善。
全体の半数以上を占める軽自動車の回復ぶりが目立つほか、普通乗用車の2カ月連続10%台の増加も総数の減少率縮小に貢献した。
ちなみに、東北各県で前年比減少率が最も大きかったのは福島の9.2%で、以下、岩手の9%、宮城の8.8%と続き、秋田、山形、青森は小幅にとどまった。
この結果、東北全体では同1,487台、5.9%減の2万3,894台を数え、5カ月連続で落ち込んだものの、減少率は同5カ月の中で唯一1ケタに抑えた。 (午前零時)
※このページには広告を掲載しております。
|