5月の県内火災発生件数は統計史上2番目に多い前月から大幅に改善したものの、過去1年間の中では3番目の高水準だった。人的被害のうち負傷者数は、2月と並んで同1年間で最悪。
県総合防災課が作成した今年と前年の月別火災発生内訳(速報値)は下段のとおりだが、うち今年5月は前年同月比3件増の38件を数えた。県が月別発生件数を公開している平成19年(2007年)以降の17年間の中で2番目に多い4月との比較では、大幅に改善。
とはいえ、前年6月以降の過去1年間の中では4月の95件、前年8月の42件に続いて3番目に多く、異常多発した4月を除けば高水準であることに変わりはない。中でも特徴的なのは、林野火災といずれにも類さない「その他」の多さ。
一方、5月の火災に伴う人的被害は死者数1人、負傷者数12人で、ともに前年同月と同数。うち負傷者数は、2月と並んで過去1年間で最多だった。
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