国土交通省観光庁が地域観光新発見事業の1次公募を行った結果、本県からは5件の取り組みが採択された。うち秋田北地方からは、北秋田市が実施主体となる事業が選ばれた。
観光需要が本格的に回復する中、観光客の宿泊先はインバウンドを中心に都市部に片寄る傾向にある。観光による経済効果を地方にも波及するには地域間競争力を高めて誘客を強力に進める必要がある、とされている。
このため国は、全国に埋もれる地域の観光資源を掘り起こして地域の多様な観光コンテンツを造成するとともに、適時適切な誘客につながる販路開拓や情報発信を行うことで地方への継続的な来訪を促進しようと地域観光新発見事業を展開。
具体的には、専門家の意見を踏まえた観光コンテンツの磨き上げ・商品化や、新たな観光コンテンツのオンラインなどを活用した国内外への販路開拓と情報発信を支援する。
第1次公募で県内で採択された5事業は下段のとおりだが、うち秋田北地方関係は「偏愛ニッポン!まだ見ぬ『史跡(伊勢堂岱遺跡)』×『マタギの食文化』の魅力への誘い」を事業名とする北秋田市に決まった。観光庁は、今月24日まで2次公募を実施している。
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