8日の県内は、26観測地点中6地点で日中の最高気温が30度以上の真夏日となった。うち大館市と横手市は、全国の観測地点中ともに3位の31.2度にのぼった。また、同26観測地点の6割以上を占める16地点で今年最高の暑さに。
高気圧に緩やかに覆われ、8日の県内はほぼ全域で晴れている。26観測地点中、最高気温が最も高いのは大館市と横手市の各31.2度で、いずれも平年を7度近く上回った。ちなみに、きょうの全国最高は沖縄県八重山郡竹富町波照間の32.9度で、沖縄県石垣市伊原間が31.4度で2位につけ、大館市、横手市、沖縄県石垣市石垣島、同市盛山の4地点が3位で続いた。
県内では大館市、横手市をはじめ仙北市角館(30.4度)、由利本荘市東由利(30.1度)、湯沢市(30度)、大仙市(同)のあわせて6地点で真夏日となり、同6地点を含む16地点で最高気温が今年に入って最高を記録。
秋田地方気象台の8日午後5時発表によると、快晴はきょうまでで、あす9日は気圧の谷や湿った空気の影響により「曇り」で、雨の降る所がある見込みだ。最高気温は内陸北部の北秋田市鷹巣と沿岸部の秋田市で各26度、内陸南部の横手市で27度と予想している。
なお、鹿児島地方気象台は8日午前、「九州南部が梅雨入りしたとみられる」と発表した。5月21日に梅雨入り宣言した沖縄、奄美に続く発表。本県を含む東北北部は平年が6月15日ごろ、昨年が同9日ごろとする中、10日の「曇り一時雨」を除いて晴れ間ののぞく日が目立つため、県内の今年の梅雨入りは早くても16日以降になりそう。 (午後5時)
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