仙台管区気象台は21日、東北の6月から向こう3カ月間の天気予報を発表した。暖かい空気に覆われやすいため、同3カ月の気温は高いと予想しており、盛夏期は猛暑の可能性も。
月別予報は、6月が期間の前半に天気が数日の周期で変わり、同後半と7月は平年と同様に曇りや雨の日が多い見込み。盛夏期の8月は東北日本海側で平年と同様に晴れの日が多く、同太平洋側で天気が数日の周期で変わりそう。気温は東北全般に6月と8月が高く、7月が平年並みか高い見込みだ。降水量は、各月ともほぼ平年並みと予想している。
併せて同日公表した東北の19日までの5月天候経過によると、天気は数日の周期で変わりながらも高気圧に覆われて晴れた日が多かった。このため、降水量は平年を下回り、日照時間は平年を上回った。気温は、寒気の影響を受けた日があったものの暖かい空気に覆われやすく、南から暖かい空気が流れ込んだ日もあったことにより平年を上回った。
同気象台が作成した平年との比較による今月1日〜19日の平均気温、降水量、日照時間の内訳は下段のとおりだが、本県を含む東北北部の平均気温は平年より2.4度高く、降水量は平年より28%少なく、日照時間は22%多かった。 (午前零時)
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