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令和6年(2024年)5月14日付
統計史上2番目に多く

先月の県内火災件数
 
県が注意喚起継続

 

 先月の県内火災発生件数は、県が月別発生件数を公開している平成19年(2007年)以降の17年間の中で2番目に多かった。今月に入っても多発しているとみられ、県は県民への注意喚起を先月から継続している。

 県総合防災課が作成した今年と前年の月別火災発生内訳(速報値)は下段のとおりだが、うち今年4月は前年同月比42件、79.2%増の95件にのぼった。

 ちなみに、県が火災統計を公開している平成19年以降の単月で最も多かったのは唯一100件を超えた同20年(2008年)4月の105件で、今年4月はこれに次ぐ高水準。

 以下、平成21年4月と同26年4月の各85件、同19年4月の79件、令和4年4月の69件などが続き、同19年以降の多くが4月にその年の最多となっている。

 今年は5月に入っても多発傾向にあることから、県は「4月以降、県内では火災が多く発生している。また、県内は引き続き乾燥傾向が続く見込みで、しばらくは火災の発生が懸念される状況にある」として注意喚起。

 建物火災に加えて林野火災やいずれにも該当しない「その他」の火災も続出しているため、具体的な注意事項として県は〇強風時や乾燥時には、たき火、火入れをしない〇たき火、火入れを行った際はその場を離れず、実施後は完全に消化を確認する〇タバコは必ず消すとともに投げ捨ては絶対にしない、の3点を中心に細心の注意を呼びかけている。 (午前零時)

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※下線部分は前月公表分からの修正箇所

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