第72回春季東北高校野球県大会(県高校野球連盟主催)第3日は12日、秋田市の八橋球場、能代市の能代同、大仙市の大曲同の3球場で2回戦残り8試合を行った。秋田北地方勢は今春開校した鹿角が横手城南を大差で下したほか、第6シードの大館桂桜と大館国際の一戦は大館桂桜が逃げ切った。

　鹿角と横手城南の2回戦は、3回に各1点を得た後、6回まで互角の展開。しかし、7回に鹿角の打線が火を吹き、大量4点を追加して5-1で勝利した。鹿角は17日午前10時から八橋球場で、8強入りをかけて秋田西と3回戦に臨む。11日の初戦で第3シードの秋田北鷹を2-1で下した秋田西を相手に公式戦3勝目をものにできるか、注目される。

　一方、12日の初戦で大館桂桜は、1回の1点を皮切りに、2回に1点、4回に2点、6回に1点と順当に点を重ねた。対する大館国際は6回に1点を返し、9回には3点を追加したもののあと一歩及ばず、5-4で大館桂桜に逃げ切られた。

　大館桂桜は、19日午前10時から八橋球場で横手清陵と8強入りをかけて3回戦に臨む。ノーシードながら1回戦で湯沢翔北を5-0、2回戦で六郷を9-2といずれも大量得点で勝利した横手清陵は、大館桂桜にとって侮れない相手になりそう。　　(午前零時)

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	1	2	3	4	5	6	7	8	9	計
横手城南	0	0	1	0	0	0	0	0	0	1
鹿　　角	0	0	1	0	0	0	4	0	×	5

2回戦・大曲球場

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	計
大館国際	0	0	0	0	0	1	0	0	3	4
大館桂桜	1	1	0	2	0	1	0	0	×	5

2回戦・能代球場

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