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国土交通省東北運輸局秋田運輸支局は9日、道路運送法と関係法令違反で秋北バス(小畑保彦社長・本社大館市)に警告書を交付した。 さる3月6日午前、北秋田市花園町の市道交差点で、自転車に乗っていた88歳の女性と秋北バス米内沢営業所の運転手が運転するバスが衝突し、女性が死亡。 この事故について秋田運輸支局が同19日に秋北バスに対して監査を行った結果、米内沢営業所で運転手に対する指導監督義務違反(旅客自動車運送事業運輸規則第38条第1項)があったと断定。このため、秋田運輸支局長はきょう9日、文書で警告を発した。 秋北バスは同死亡事故が発生した3月6日、「重大事故の発生について」と題する文面を公開。この中で「このような重大事故を発生させてしまいましたことをお詫び申し上げます。また、二度とこのような事故を発生させることがないよう、安全対策及び事故防止に全社を挙げて取り組んでまいります」などと謝罪していた。 秋北バスは、昭和18年(1943年)に秋北乗合自動車株式会社として設立。同29年(1954年)から現商号で地域住民の足として業務を続け、秋北観光、秋北タクシー、秋北航空サービスの3社を関係会社としている。従業員数は約300人。 (午後4時10分)
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