仙台管区気象台は23日、東北の5月から向こう3カ月間の天気予報を発表した。暖かい空気に覆われやすいため、同3カ月の気温は高いと予想。
本県を含む東北日本海側の月別予報は、5月は天気が数日の周期で変わり、6月は期間の前半に天気が数日の周期で変わり、後半は平年と同様に曇りや雨の日が多くなりそう。また、梅雨が見込まれる7月は平年と同様に曇りや雨の日が多い見込み。気温は初夏の5月が高く、6月、7月はともに平年並か高いと予想している。降水量は、ほぼ平年並みの見込みだ。
併せて同日公表した東北の20日までの4月天候経過によると、天気は数日の周期で変わったものの、高気圧に覆われて晴れた日が多かった。このため、日照時間は平年を上回った。
降水量は平年を下回ったが、低気圧や前線の影響でまとまった雨が降り、平年を上回った所も。暖かい空気に覆われやすく、暖かい空気が流れ込んだ日や晴れて気温が上昇した日もあったため、気温は平年を大きく上回った。
同気象台が作成した平年との比較による今月1日〜20日の平均気温や降水量などの内訳は下段のとおりだが、うち東北日本海側の平均気温は平年より3.2度高かった。 (午後2時半)
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