先月の県内自殺者数は、6カ月ぶりに20人台に乗った。警察庁が公表した最新自殺統計(暫定値)で示されたもの。第1四半期(1-3月)は、わずかながら減少傾向にある。
3月の自殺者数は、前年同月比1人増の20人。ほぼ横ばい水準だが、20人台は前年の各月の中で最も多かった9月の20人以来6カ月ぶりとなる。
一方、第1四半期の県内自殺者数は47人で、前年同期に比べて2人減少した。東北(6県)の中では、山形と並んで最少。ちなみに、県内の前年計は194人で、年計で統計が残る昭和54年(1979年)年以降最少だった令和3年の186人以来2年ぶりの200人未満に。
今年は第1四半期時点では前年とほぼ同水準の推移なものの、官民一体による取り組みでさらなる減少が望まれる。警察庁が作成した第1四半期の月別自殺者数のうち本県を含む東北各県の状況は下段のとおり。 (午後3時)
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