15日の県内は全26観測地点で今年最高の暑さとなり、5地点で4月の観測史上最高を記録した。また、横手市では今年県内初の真夏日となり、全国でも6位タイの30.7度を観測。秋田北地方は大館市で同26観測地点中2位の29.7度と、真夏日目前だった。

　15日はほぼ全国的に高気圧に覆われ、本県も午前中から気温がぐんぐん上昇。県内26観測地点中、最高気温が最も高かったのは桜の季節から一足飛びに8月上旬並みの30.7度を記録した横手市で、4月観測史上としては平成27年(2015年4月29日)の31.6度以来9年ぶり2度目の真夏日に。全国でも新潟県新潟市、魚沼市と並んで6番目に高かった。

　同26観測地点中横手市に次いで高い大館市は、7月下旬並みの29.7度。真夏日には至らなかったものの、4月観測史上としては平成27年4月29日の30.8度、同10年(1998年)4月23日の30.4度に続く3番目の記録となった。また、北秋田市鷹巣は29.6度で、横手市、大館市に続く3位の高さ。

　秋田市岩見三内(29.2度)、同市大正寺(28.9度)、同市秋田(28.3度)、男鹿市男鹿(27.8度)、大潟村大潟(27.1度)の5地点は、4月の観測史上最高を記録した。

　秋田地方気象台が15日午後5時に発表したあす16日の天気は「高気圧に覆われて晴れるが、気圧の谷の影響により次第に曇り、夕方から雨の降る所がある見込み」とした。最高気温は内陸北部の北秋田市鷹巣が27度、同南部の横手市が28度、沿岸部の秋田市が25度と予想している。　(午後5時10分)

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