レギュラーガソリンの県平均価格は、4週連続で値上がりした。経済産業省資源エネルギー庁が10日公表した4月2回目(8日現在)の石油製品価格調査結果で示されたもの。
同1リットルあたりの全国平均価格は、前週調査(1日現在)に比べて0.4円高い175円。3週連続で値上がりし、1月29日調査の175円以来10週ぶりに175円台に乗った。
都道府県別では本県を含む35都府県で値上がり、4府県で横ばい、8道県で値下がり。激変緩和措置に基づいて算出した国の元売り各社に対する、あす11日から17日までの燃料油価格激変緩和補助金支給額は28.7円とした。
今調査による本県のレギュラーガソリン1リットルあたり平均価格は、前週調査より0.6円高い171.8円。3月18日調査以来4週連続で値上がりし、今年に入ってからの上昇幅としては今回が最も大きい。
本県以外の東北各県は山形が183円(前週調査182.1円)で一貫して群を抜いて高く、以下、福島の176.5円(同176円)、青森の170.9円(同170.5円)、宮城の170.5円(同170.8円)、岩手の169円(同168.3円)と続く。ちなみに、山形は長野の185.5円(2週連続)、長崎の183.3円(同183.2円)に続く全国3位の高値。
このほかの石油製品の本県平均価格は、ハイオクガソリン1リットルあたりが前週調査比0.6円高の182.8円、軽油同が同0.6円高の155円、灯油18リットル店頭が同6円高の2,049円、同配達が同9円高の2,144円。ハイオクガソリンと軽油が4週連続、灯油が2週ぶりにそれぞれ値上がりした。今年に入ってからの全国と本県のレギュラーガソリン1リットルあたり平均価格推移は下段のとおり。 (午後4時)
調査日 全国平均 県平均
1/ 9 175.5 172.7
1/15 175.3 172.1
1/22 175.2 172.4
1/29 175.0 171.5
2/ 5 174.6 171.3
2/13 174.4 171.0
2/19 174.3 171.0
2/26 174.7 170.8
3/ 4 174.5 170.7
3/11 174.3 170.7
3/18 174.3 170.8
3/25 174.4 170.9
4/ 1 174.6 171.2
4/ 8 175.0 171.8
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