仙台管区気象台は19日、東北の4月から向こう3カ月間の天気予報を発表した。暖かい空気に覆われやすいため、同3カ月の気温は高いと予想。
本県を含む東北日本海側の月別予報は、4月と5月にそれぞれ天気が数日の周期で変わり、6月も同様ながら期間の後半は平年と同様に曇りや雨の日が多い、とした。同3カ月間の東北の平均気温は高く、降水量はほぼ平年並みの見込み。
併せて同日公表した東北の17日までの3月天候経過によると、低気圧の影響を受けやすく、期間の前半に寒気の影響を受けやすかったことで曇りや雨または雪の日が多かった。このため降水量は平年を上回り、日照時間は平年を下回った。また、降雪量は平年より多かった。
気温は平年と同値だったものの期間の前半は寒気の影響を受けやすく、後半は南からの暖かい空気が流れ込みやすかったため、気温の変化が大きかった。
同気象台が作成した平年との比較による今月1日〜17日の平均気温や降雪量などの内訳は下段のとおりだが、降雪量は東北平均で平年の1.5倍に迫った。 (午後3時)
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