県内の公立高校は16日、令和6年度入試に伴う2次募集の願書受付を締め切った。さる13日に合格発表した1次募集で定員に満たなかった高校が実施。秋田北地方全日制は5校中、定員を充足した大館国際を除く4校で募集した結果、合計募集人数137人に対して志願者数は17人とどまり、平均志願倍率は0.12倍だった。うち大館鳳鳴は唯一志願者が皆無で、1期生となる鹿角は募集定員を大幅に下回る結果となった。
2次募集の願書受付は15日に開始し、翌16日午前11時に締め切った。秋田北地方の全日制4校が作成した各校の志願状況は下段のとおりだが、このうち大館鳳鳴は普通・理数(2年時に普通と理数に分かれるくくり募集)14人の2次募集枠に対し、志願者が皆無。
また、機械、電気両学科あわせて20人を2次募集した大館桂桜は3人が志願し、志願倍率は0.15倍だった。さらに、普通、緑地環境の両学科ともに27人を2次募集した秋田北鷹は12人が志願し、志願倍率は0.22倍。
花輪、十和田、小坂の3校統合によって今春開校する鹿角は普通、産業工学両学科あわせて49人を2次募集した結果、志願者は2人にとどまり、志願倍率は0.04倍に。同校は1次、2次あわせて210人を募集定員としており、1期生はそれを50人近く下回ることが確定した。
このほか、大館鳳鳴の定時制は普通T部(昼間)、U部(夜間)あわせて43人を2次募集したのに対してT部のみ3人が志願し、志願倍率は0.07倍。2次募集は19日に面接などを実施し、同22日に合格発表する。 (午後5時半)
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