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令和6年(2024年)3月12日付
秋田北地方は4人検挙

2月の飲酒運転調査
 
小坂、上小阿仁は1位タイ 

 

 秋田北地方では先月、4人が飲酒運転で検挙された。県の県民生活課が12日公表した2月の飲酒運転等居住地別実態調査結果で示されたもの。前年の最終順位で全県ベスト1を射止めた小坂、上小阿仁両町村は今年も検挙者皆無の良好な状況にある。

 「県飲酒運転追放県民運動」の一環として、昭和54年(1979年)から県内市町村間で飲酒運転追放などについて競いあい、同運転徹底追放意識の高揚を図るのが同競争の狙い。1年間にわたって展開し、その年の成績優秀な自治体(優良5市町村)を知事表彰している。          

 飲酒運転による違反(酒酔い・酒気帯び)が1件につき1点、飲酒運転による事故の負傷が同3点、死亡が同8点のほか、飲酒運転以外の死亡事故が同3点の換算で算出し、これに各市町村の運転免許人口を勘案して県内順位を決定。

 同課が作成した2月の市町村別状況は下段のとおりだが、このうち秋田北地方は大館市で2人、鹿角市と北秋田市でそれぞれ1人の計4人が酒気帯び運転で検挙された。この結果、2月末現在の県内順位は大館市が12位、北秋田市が14位、鹿角市が19位。

 一方、2月末現在で検挙者などを皆無に抑えて県内1位タイの座を維持しているのは秋田北地方の小坂、上小阿仁両町村を含む11市町村。今後、月を重ねるにつれて1位の座から脱落する市町村が出てくる中、小坂町は2年連続、上小阿仁村は4年連続の最終ベスト1が今から期待される。  (午後4時半)

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