「一瞬の風になり 叶えよ君の夢」をスローガンとする第78回国民スポーツ大会冬季大会スキー競技会(やまがた雪未来国スポ)は22日、前日の開始式などを経て競技が開幕した。秋田北地方勢は、少年男子10キロクラシカルで藤本孝輔(秋田北鷹高3年)が2連覇を果たしたほか、計5種目で5選手が入賞。
上山市の上山・坊平高原クロスカントリー競技場を会場とする少年男子10キロクラシカルは、110選手がフィニッシュ。藤本は29分23秒5で、昨年の前回大会
(25分48秒3)より大幅にタイムを落としたものの、見事2連覇を果たした。また、前回5位の高畑歩(花輪高3年)は29分26秒6で、3位タイと健闘した。
成年男子B10キロクラシカルは、44選手がフィニッシュ。秋田北地方勢は、前回準優勝の田中聖土(自衛隊体育学校・花輪高出)が28分12秒0で3位だった。
山形市蔵王ジャンプ台を会場とする純飛躍(ヒルサイズ102メートル、K点95メートル)の少年男子は、26選手が出場。秋田北地方勢は、成田絆(花輪高3年)が1本目86.5メートル、2本目80メートル、合計得点167.2で、前回の6位から7位に後退した。
23選手が出場した純飛躍成年男子Aで秋田北地方勢は、宮ア敬太(東京美装興業・花輪高出)が1本目92メートル、2本目87メートル、合計得点185.6で、前回の10位から8位に上げて入賞圏内(8位以内)に滑り込んだ。
25選手が出場した純飛躍成年男子Bで秋田北地方勢は、馬淵源(富士フィルムBI秋田・十和田中出)が1本目92メートル、2本目88メートル、合計得点175.5で8位入賞ながら、準優勝の前回から大きく後退。 (午前零時)
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