秋田犬の令和6年春季展覧会は、3月初旬から本格化する。全国大会に位置づけられる本部展は、春季としては2年ぶりに公益社団法人秋田犬保存会本部おひざ元の大館市での開催となる。
今月18日の第94回埼玉県支部展を皮切りに開幕した春季展覧会は、3月3日の第95回茨城県支部展、第4回高知県同、第1回南九州同から本格的にシーズン入り。
3月から4月下旬にかけて全国各地で支部展、総支部展が開かれ、春季展覧会の集大成ともいえる本部展は定番の5月3日に開催する。
ちなみに、昨年は大館市三ノ丸地内に位置する秋田犬会館の改修費助成を求める請願を市議会が不採択にしたのに反発した秋田犬保存会が、本部展会場を従来の大館市から県南の大仙市に移すという"対抗手段"に出た。
大館市での開催を楽しみにしていた全国の会員などから多くの不満の声が聞かれた中、今春の開催に向けて同保存会上層部と大館市の福原淳嗣市長らによる水面下での折衝の結果、第149回を数える今本部展は開催地として長い歴史を誇る同市の桂城公園に戻ることに。また、これまでの同保存会の主催から大館市を含む実行委員会の新形式で開催することで合意した。
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