県内公立高校の令和6年度入試に伴う1次募集入学願書の志願先変更受付は、13日正午に締め切られた。3校統合によって今春開校する鹿角を含む秋田北地方全日制5校には、829人の出願が確定した。
秋田北地方5校の全日制は計943人の特色、一般両選抜の募集定員に対して829人が出願し、平均志願倍率は0.88倍で、合計者数は6日の願書受付締切時と変わらない。
うち花輪、十和田、小坂の3校統合によって今春開校する鹿角は普通、産業工学の2学科あわせて210人を募集したのに対して162人が出願し、両学科平均の志願倍率は0.77倍に。学科別では、普通が6日の締切時より1人減って138人となった。
6日の締切時に比べて最も減少したのは大館国際の普通で7人減の54人、最も増加したのは大館桂桜の普通・生活科学で5人増の111人。
全日制の各学科の中で1倍を超えたのは、高い順に大館国際の普通1.17倍、秋田北鷹の生物資源1.11倍、大館国際の国際情報1.07倍、大館桂桜の普通・生活科学1.06倍、大館桂桜の土木・建築1.03倍の3校、5学科だった。
このほか、大館鳳鳴の定時制は普通T部(昼間)が募集定員35人に対して21人(志願倍率0.6倍)、U部(夜間)が同30人に対して3人(同0.1倍)がそれぞれ志願し、6日の締切時から変動がなかった。
6年度入試の今後のスケジュールは3月5日に入学試験、同13日に各校で合格発表。定員に満たなかった高校(学科)の2次募集は同15日に入学願書受付開始、翌16日午前11時に同締め切り、同19日に面接などを実施して同22日に合格発表。 (午後3時10分)
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