今月14日に国技館(東京都墨田区横網一丁目)で開幕した大相撲初場所は、28日に千秋楽を迎える。これを前に27日、唯一の秋田北地方出身力士で東幕下35枚目の佐々木山(32)=大館市、木瀬部屋・本名佐々木大輔=は7日間の全取り組み日程を終えた。最終日の黒星によって惜しくも負け越しとなり、自身初の5場所連続勝ち越しは実現しなかった。
3勝3敗で最終日を迎えた佐々木山は、同じく3勝3敗の東幕下37枚目、宝香鵬(宮城野部屋)と対戦したが、初場所を白星で締めることができず、連続勝ち越し数が4場所で止まった。負け越しは昨年春場所以来5場所ぶりで、幕下"脱出"が再び遠のいた形だ。83場所を数える通算成績は295勝、250敗、29休とした。 (午後3時35分)
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