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子どもに声をかけるなどして県警が「不審者」と認知したのは230件を数え、令和に入って2番目に多かった。県警がまとめた5年の声かけ事案等の認知状況で示されたもの。秋田北地方は、前年の2倍に迫る増加ぶりだった。 県警がまとめた令和に入ってからの認知件数推移をみると、元年(4月までは平成31年)が229件、2年が205件、3年が253件、4年が181件、そして5年は230件で唯一250件を超えた3年に次いで多い。 5年の行為別内訳で最も多いのは声かけ。全体の4割近い84件にのぼり、前年に比べて27件、47.4%増加した。以下、無断撮影の36件(前年比4件減)、つきまといの30件(同2件増)、身体接触の25件(同11件増)などの順で続く。 5年に認知した中で最も被害を受けた曜日は月曜日で44件(前年比4件増)、時間帯は下校時間などと重なる午後2時から4時で68件(同1件減)、場所は路上が156件(同32件増)で圧倒的に多く、学識別では小学生が139人(同19人減)で群を抜いた。 秋田北地方は大館、鹿角、北秋田の3警察署あわせて前年の16件から30件へと2倍近くに増加。署別では大館が前年比10件増の21件、鹿角が同4件増の7件、北秋田が前年と同数の2件だった。 子どもが被害に遭う事件が全国的に多発する中、県内各地域の住民に対して県警は「不審な行動をする者を目撃したり、見知らぬ車両を発見した時は、不審者の特徴や車両のナンバーなどをメモし、警察に通報を」と協力を呼びかけている。
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