仙台管区気象台は23日、東北の2月から向こう3カ月間の天気予報を発表した。冬型の気圧配置が弱く寒気の影響を受けにくいため、同3カ月の気温は高く、本県を含む東北日本海側の降雪量は平年並みか少ない見込みだ。
東北日本海側の月別予報は、2月が平年と同様に曇りや雪の日が多く、3月が平年と同様に曇りや雨または雪の日が多い、とした。また、4月は天気が数日の周期で変わりそう。同太平洋側は各月とも平年と同様に晴れの日が多いものの、4月は天気が数日の周期で変わると予想。
同3カ月間の東北の平均気温は高く、降水量はほぼ平年並み、東北日本海側の降雪量は平年並みか少ないという。東北の月別平均気温は2月が高く、3月が平年並みか高く、4月がほぼ平年並みの見込み。
併せて同日公表した東北の20日までの1月天候経過によると、冬型の気圧配置が長続きせず、低気圧と高気圧が交互に通過し天気は数日の周期で変わった。
高気圧に覆われて晴れた日が多く寒気の影響も一時的だったため、気温と日照時間は平年を上回り、降雪量は平年を下回った。また、降水量は東北太平洋側で平年を下回ったものの、同日本海側は低気圧や一時的な寒気の影響で平年を上回った。
同気象台が作成した平年との比較による今月1日〜20日の平均気温などの内訳は下段のとおりだが、平均気温は平年より2度近く高く、東北日本海側の降雪量は平年の半分にとどまった。(午後2時40分)
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