県内の新車新規登録・届出台数は、5年ぶりに前年比増となった。国土交通省東北運輸局がまとめた令和5年分速報値によるもの。本県、東北平均、全国平均のいずれも10%台の伸びを示した。
同局が作成した本県の過去5年間の新車新規登録・届出台数推移は下段のとおりだが、うち令和5年は前年比4,934台、12.9%増の4万3,276台で、平成30年の2.8%増以来5年ぶりに増加に転じた。
全体の半数近くを占める軽自動車が前年比3.6%の鈍い伸びにとどまったのに対し、新車投入効果などもあって普通乗用車は同35.2%増と勢いがついた。ちなみに、普通乗用車の増加率が東北6県中最も高いのは青森の36.9%で、本県はこれに次いでいる。
東北全体の新車新規登録・届出台数は前年比4万524台、12.5%増の36万4,092台で、4年連続で40万台を割り込んだものの、本県と同様、5年ぶりに増加。このほか、全国平均は同56万7,748台、13.1%増の489万3,194台で、本県、東北平均、全国平均ともに10%台前半の伸びとなった。 (午前零時)
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