佐竹敬久知事は仕事始めの4日、今年の一文字に「常」を選んだ、と発表した。また、知事は能登半島地震に伴う支援要請に即応できるよう、準備に取りかかっていることを明らかにした。
水害、酷暑、クマなど異常なことが続発したのを受けて知事は昨年暮れ、1年を象徴する文字に「変」を選んだ。明けて今年は、日常を取り戻したいという趣旨で「変」の対義語である「常」を選択。
これに関連し、「能登半島地震は大変悲惨な状況なので、1日も早く復旧、復興、日常を取り戻してほしいという思いも(この文字に)入っている」と明言。
さらに、知事は国などから支援要請があるという前提で準備に取りかかっており、すぐに(現地へ)行けるような態勢を整える、との意志を示した。
また、支援物資については「まだ要請はない」としつつも、本県に備蓄している物でできるものについて取りまとめ中であることを明らかにした。
能登半島地震に伴う行方不明者について知事は「夏場ならともかく、今は寒い。一刻も早く救出しないと圧死よりも凍死ということもあるので、ぜひ政府も救出に全力を尽くしてほしい」と切望。その上で、「真冬の地震災害は大変悲惨なので、本県もどう対応するか、検証する必要がある」とした。 (午後2時10分)
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