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2023年(令和5年)4月24日付
新人石田氏がトップ当選

驚異の4,000票超え
 
大館市議選、26人決まる

 
 

 統一地方選の後半戦に位置づけた任期満了(4月30日)に伴う大館市議選は23日投開票が行われ、28人が激戦を繰り広げた結果、26人が喜びの当選を果たした。トップ当選は最年少の新人、石田健佑氏(25)。4,200票余の驚異的な得票数で、若い世代への期待を印象づける形となった。  

 当選者26人中、得票数トップ3は新人石田氏の4,215票、3選を果たした日景賢悟氏(53)の1,885票、新人金谷真弓氏(50)の1,710票で、石田氏が群を抜いた。

 ちなみに、平成15年(2003年)以降の過去5回のトップ当選者の得票数は同15年が2,198票、同19年(2007年)が2,472票、同23年(2011年)が2,770票、同27年(2015年)が2,293票、同31年(2019年)が2,071票といずれも2,000票台だったのに対し、石田氏は軽く4,000票を超える驚異的な支持ぶりで、前々回、前回の2回連続トップ当選だった日景氏も大きく水を開けられた。  

 一方、最多当選は伊藤毅氏(68)で、989票と初めて1,000票を割り込んだものの、ただ1人10回の大台に。以下、1,493票の相馬エミ子氏(74)、760票の花岡有一氏(74)の各9回などが続いた。また、新人は立候補した10人のうち9人が当選。  

 当日の有権者数は5万8,959人(男2万7,498人、女3万1,461人)で、前回選挙の投票日に比べて3,890人減少。投票率は61.08%(男60.54%、女61.56%)で、それまでの過去最低だった前回を2.75ポイント下回った。投票者数は3万6,013人、うち有効は3万5,419、無効は594、持ち帰り、不受理はそれぞれ皆無。  

大館市議選の開票結果(定数26-28)得票順(敬称略)

(当)4,215 石田健佑  25 無・新 鉄砲場

(当)1,885 日景賢悟  53 無・現 釈迦内

(当)1,710 金谷真弓  50 無・新 扇 田

(当)1,663 吉田勇一郎 45 無・新 早 口

(当)1,644 菅原喜博  62 無・新 二井田

(当)1,515 藤原 明  73 無・現 笹 館

(当)1,493 相馬ヱミ子 74 立・現 川 口

(当)1,472 佐藤芳忠  70 無・現 二井田

(当)1,471 伊藤深雪  63 公・新 清 水

(当)1,465 今泉まき子 65 共・新 有 浦

(当)1,366 小畑新一  64 公・現 幸 町

(当)1,362 秋元貞一  66 無・新 猿 間

(当)1,305 吉原 正  75 無・現 新 館

(当)1,242 石垣博隆  45 無・現 中 山

(当)1,240 工藤賢一  59 立・新 芦田子

(当)1,088 田中耕太郎 68 無・現 根下戸町

(当)1,006 阿部文男  76 無・現 有 浦

(当)986 伊藤 毅  68 無・現 釈迦内

(当)952 田村儀光  73 無・現 山 田

(当)936 明石宏康  56 無・現 柄 沢

(当)906 武田 晋  70 無・現 扇 田

(当)815 岩本裕司  69 立・現 釈迦内

(当)760 花岡有一  74 無・現 東 台

(当)660 田村秀雄  69 無・現 岩 瀬

(当)655 蜉ル 晃  63 無・現 南神明町

(当)646 花田 強  69 立・新 観音堂

(次)553 佐々木公司 75 無・現 小館町

(落)405 佐藤文枝  61 無・新 二井田

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