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令和5年(2023年)12月22日付
今季最多を更新

県内インフルエンザ患者
 
秋田北地方は減少 

 
 県平均の1医療機関あたりインフルエンザ患者数は、今季最多にのぼっている。県が21日公表した第50週(今月11日〜17日)の感染症発生情報で示されたもの。秋田北地方は大館、北秋田両保健所管内とも減少に転じた。  

 県の公表は、県内52定点医療機関からの報告に基づく。それによると、第50週の1医療機関あたり県平均インフルエンザ患者数は21.21人で、第49週(今月4日〜10日)に比べて1.09人、5.4%増加した。第49週に今季初めて20人を超え、第50週は今季の最多を更新。また、県全体の総患者数は第49週が1,046人で今季初めて1,000人を超え、第50週は1,103人と流行の度を深めている。2週連続の増加。  

 秋田北地方のうち大館管内の1医療機関あたりインフルエンザ患者数は8.50人で、第49週に比べて3.67人、30.2%減少した。2週ぶりに減少し、9管内中、由利本荘管内の7.50人に次いで少ない。北秋田管内は同0.66人、5.4%減の11.67人で、緩やかながらも4週ぶりに減少。

 県は能代(36.00人)、秋田中央(31.83人)、大仙(22.57人)の3管内に警報、湯沢(29.75人)、秋田市(22.55人)、横手(22.40人)、そして北秋田の4管内に注意報を出している。  

 社会福祉施設などのインフルエンザ集団発生は新たに8施設で報告し、このうち秋田北地方は大館管内の高齢者施設1カ所からあった。インフルエンザの型は、同8施設ともA型。保健・疾病対策課が作成した県平均と保健所別1医療機関あたりインフルエンザ患者数は下段のとおり。 (午前零時)

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