秋田労働局は11日、ハローワークの総合評価結果と目標設定を公表した。昨年度の総合評価について秋田北地方のハローワークは、大館、鹿角の2カ所とも「良好な成果」をあげることができなかった。
ハローワークの機能強化に向けて厚生労働省は、従来の目標管理や業務改善を拡充してマッチング機能に関する業務の総合評価を行い、評価結果などに基づく全国的な業務改善を行っている。
これに伴い、平成27年度から全国のハローワークを労働市場の状況や業務量によって11のグループに分類。年度当初に数値目標を設定した上で、業務の成果や質の向上、継続的な業務改善を図ることを目的に「ハローワークのマッチング機能に関する総合評価」を実施している。
秋田労働局が公表した昨年度の県内ハローワーク評価結果によると、「非常に良好な成果」をあげたハローワークは皆無で、秋田、能代、大曲、本荘、湯沢の5カ所が「良好な成果」に。
秋田北地方の大館、鹿角と、横手の計3カ所が1ランク下の「標準的な成果」に甘んじた。最低ランクの「成果向上のため計画的な取り組みが必要」は皆無。
同局は「今年度も継続的な業務改善に取り組み、求人者・求職者サービスの向上に努めていく」とした。同局が作成した大館、鹿角両ハローワークの4年度マッチング関係業務の成果(主なもの)は下段のとおり。 (午前零時)
大 館
鹿 角
※このページには広告を掲載しております。
|