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令和5年(2023年)12月8日付
大館管内は県内最少

インフルエンザ患者
 
1医療機関あたり7週ぶり1ケタ 

 

 秋田北地方の1医療機関あたりインフルエンザ患者数は大館保健所管内で2週ぶりに減少して県内最少となった半面、北秋田保健所管内で2週連続で増加した。県が7日公表した第48週(11月27日〜今月3日)の感染症発生情報で示されたもの。

 県の公表は、県内52定点医療機関からの報告に基づく。それによると、第48週の1医療機関あたり県平均インフルエンザ患者数は13.79人で、第47週(11月20日〜26日)に比べて3.79人、21.6%減少した。減少に転じたのは3週ぶり。

 秋田北地方のうち大館管内は8.67人で、同4.83人、35.8%減少した。2週ぶりに減少し、県内最多に急増する直前となる第41週(10月9日-同15日)の2.82人以来7週ぶりに10人を下回った。第48週としては9保健所管内中最少で、10人未満は大館と由利本荘(9.67人)の2管内だけ。

 一方、大館管内に隣接する北秋田管内は11.67人で、第47週に比べて1.00人、9.4%増加した。2週連続の増加ながら、県平均を2.12人下回った。

 22.71人で県内最多の大仙管内に唯一警報を、秋田市(16.55人)、秋田中央(13.83人)、湯沢(12.75人)、北秋田(11.67人)、横手(10.80人)、能代(10.75人)の6管内にそれぞれ注意報を"発令"中。

 県平均で注意報レベルの10人を依然超えているとして県は「今後の推移に注意し、手洗い等の感染予防を心がけて」と引き続き呼びかけている。

 社会福祉施設などのインフルエンザ集団発生は新たに10施設で報告し、このうち秋田北地方は大館管内の教育・保育施設1カ所からあった。インフルエンザの型は、同10施設ともA型。保健・疾病対策課が作成した県平均と保健所別1医療機関あたりインフルエンザ患者数は下段のとおり。 (午前零時)

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