秋田北地方の来春高校卒業予定者の就職内定率は大館、鹿角両職安管内ともに県平均を下回るペースで推移している。秋田労働局が4日公表した10月末現在の6年3月新規高卒者職業紹介状況で示されたもの。鹿角管内は、8管内中2番目に低い。
同局が作成した10月末現在の内定状況のうち秋田北地方の大館、鹿角両職安管内の内訳は下段のとおりだが、大館管内の就職内定率は前年同期比0.2ポイント減の80.9%、鹿角管内は同0.1ポイント減の78.7%。
両管内とも県平均の85.4%を下回り、このうち鹿角管内は能代同の74.8%に次いで県内2番目に低い。ちなみに、県内最高は本荘同の95.8%で、以下、横手同の91.6%、大曲同の87.3%、秋田同の84.9%などの順で続く。
県内就職希望者の内定率は県平均で前年同期比0.8ポイント増の83.7%、県外就職希望者の内定率は同1.5ポイント増の90.4%だった。就職内定者全体に占める県内就職内定割合73.1%で、同2.8ポイント落ち込んだ。 (午前零時)
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