日本相撲協会は30日、11月12日に福岡国際センターで開幕する大相撲九州場所の新番付を発表した。秋田北地方出身力士は佐々木山(32)=大館市、木瀬部屋・本名佐々木大輔=が先場所から10枚上げて東幕下42枚目、琴拓也(21)=大館市、佐渡ケ嶽部屋・本名伊藤暉=が先場所から35枚下げて西三段目47枚目となった。
3場所ぶりに幕下復帰を果たした先場所の佐々木山は、4勝3敗で勝ち越し。3場所連続で勝ち越すなど夏場所以降調子を上げており、今年を締めくくる今場所は一昨年初場所、春場所、夏場所、名古屋場所以来の4場所連続勝ち越しを目指し、躍進につなげたい。先場所までの通算成績は81場所で288勝、243敗、29休。
一方、先場所の琴拓也は1勝6敗で、春場所以来3場所ぶりに負け越した。6敗は平成30年春場所の初土俵以降、一昨年秋場所、今年春場所、そして先場所の計3場所しかないだけに、今場所は復調が望まれる。先場所までの通算成績は33場所で112勝、111敗、1休。 (午前7時)
続報:琴拓也は今場所限りで引退することを決め、千秋楽前日の11月25日、佐渡ケ嶽部屋の宿舎で断髪式に臨んだ。引退後は、故郷の大館で新たな人生をスタートさせるとみられる。
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