BANNER1903J.BMP - 134,574BYTES
トップ
お悔やみ
以前の記事
政治
経済
社会
選挙
コラム

令和5年(2023年)10月19日付
先月は1万6,000人超
 
大館能代空港の利用者
 
令和入り後の9月で初

 先月の大館能代空港利用者数は、令和に入ってからの9月としては初めて1万6,000人を超えた。県が18日公表した同空港の9月実績で示されたもの。  

 東京(羽田)、大阪(伊丹)、札幌(新千歳)の3路線で平成10年(1998年)7月に開港した同空港は、翌11年11月に札幌、同23年(2011年)1月に大阪の両路線を「運休」の扱いながらも事実上廃止した形で、羽田線が唯一存続。当初昨年7月から今月28日までを期限としていた羽田線の3往復化は、利用者数の増加などが評価されて令和7年3月29日まで延期されることが決まっている。  

 同空港の9月利用者数は前年同月比3,631人、29%増の1万6,164人。令和に入ってからの同月としては、コロナ禍前の令和元年(2019年)9月の1万5,294人を抜いて初めて1万6,000人を超えた。

 ちなみに、令和入り後の全月の中で最も利用者が多かったのは、お盆の帰省シーズンを含む今年8月の1万9,498人。これに令和元年8月の1万7,641人が続き、先月は3番目の高水準。

 また、今年1-9月の累計利用者数は12万8,895人で、前年同期に比べて4万9,185人、61.7%増加した。搭乗率は同12ポイント高い50.8%で、このうち9月は前年同月に比べて15.3ポイント高い55.1%だった。

 一方、9月の貨物取扱高は重量にして9,971キロにとどまり、前年同月比5,569.4キロ、35.8%の大幅減。1-9月の中で前年比増を確保したのは2月、5月、8月の3カ月間だけで、乗客数の回復と対照的に不振状態となっている。県が作成した今年1-9月と前年1年間の月別利用者数推移は下段のとおり。 (午前零時)

231019P.JPG - 130,701BYTES

※このページには広告を掲載しております。