県保健・疾病対策課が12日公表した第40週(今月2日〜8日)の感染症発生情報によると、県内52の定点医療機関から報告があった県平均の1医療機関あたりコロナ感染者数は5週連続で減少し、12週ぶりに5人を割った。秋田北地方は、北秋田保健所管内が前週(9月25日〜今月1日)の3分の1に激減した半面、大館管内はいくぶん増加。
県平均の同1医療機関あたり感染者数は3.58人で、前週に比べて2.94人、45.1%減少した。5週連続で減少し、第28週(7月10日〜16日)の4.35人以来12週ぶりに5人を下回った。
9保健所管内中、大館、能代両管内を除いて減少し、このうち大館管内は前週の2.67人から3.00人に増加。隣接する北秋田管内は7.00人だった前週の3分の1の2.33人に激減し、県内最少となった。
また、定点医療機関からの報告に基づく第40週の総感染者は県計で186人を数え、前週に比べて153人、45.1%減少した。秋田北地方は大館管内が前週の16人から18人に増加し、北秋田管内が同21人から7人に減少。
新たなコロナ集団発生の報告(原則10人以上または利用者の半数以上の発生)は、県計で前週の11施設から6施設へとほぼ半減した。前週に大館管内の1医療機関から報告があった秋田北地方は、新たな報告はなかった。保健・疾病対策課が作成した県内定点医療機関からの報告による前週と比較した県平均と保健所別1医療機関あたり感染者数推移は下段のとおり。 (午前零時)
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