県保健・疾病対策課が5日公表した第39週(9月25日〜今月1日)の感染症発生情報によると、県内52の定点医療機関から報告があった県平均の1医療機関あたりコロナ感染者数は4週連続で減少した。うち秋田北地方は大館、北秋田両管内とも減少。一方、県内の集団発生は前週(9月18日〜24日)からほぼ倍増した。
県平均の同1医療機関あたりの感染者数は6.52人で、7週ぶりに10人を割った前週に比べて2.50人、27.7%の減少。唯一30人を超えた第35週(8月28日〜9月3日)の30.61人をピークに4週連続で減少するなど、感染は緩やかながら沈静化傾向にあるもよう。
保健所管内別では、秋田中央管内が前週の2.50人から3.67人、由利本荘管内が同7.83人から8.00人にそれぞれ増加したものの、残る7管内は減少した。うち秋田北地方の大館管内は同5.17人から2.67人にほぼ半減してして県内最少となり、北秋田管内も同14.00人から7.00人に半減。
また、定点医療機関からの報告に基づく第39週の総感染者は県計で339人を数え、前週に比べて130人、27.7%減少した。秋田北地方は大館管内が前週の31人から16人に、北秋田管内が同42人から21人に半減。
ただ、新たなコロナ集団発生の報告(原則10人以上または利用者の半数以上の発生)は前週の6施設から11施設へと、ほぼ倍増。うち秋田北地方は大館管内の医療機関から報告があり、入院患者など60人中9人、職員20人中1人に発熱の症状が出た。保健・疾病対策課が作成した県内定点医療機関からの報告による前週と比較した県平均と保健所別1医療機関あたり感染者数推移は下段のとおり。 (午後3時)
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