レギュラーガソリン1リットルあたりの県平均価格は184円となり、過去最高値を更新した。経済産業省資源エネルギー庁が6日公表した9月最初(4日現在)の石油製品価格調査結果で示されたもの。全国平均価格も同最高値を更新した。

　同1リットルあたりの全国平均価格は186.5円。16週連続で値上がりし、調査を開始した平成2年(1990年)8月27日以降最高値だった前週(8月28日現在)を0.9円更新した。ただ、前週は1県で横ばいだったのを除いて46都道府県で値上がりしたのに対し、今調査では41都道府県で値上がり、2県で横ばい、4県で値下がりに転じた。

　政府は、9月末を終了期限としていたガソリン価格などを抑制するための「燃料油価格激変緩和補助金」を年末まで延長する。うちレギュラーガソリン1リットルあたりの価格は175円程度に抑え込む方針で、新たな価格抑制策に基づいて算出した今月7日〜13日の支給額は17.4円とした。

　今調査による本県のレギュラーガソリン1リットルあたり平均価格は、184円となった。11週連続で値上がりし、本県で調査を開始した平成16年(2004年)6月14日以降最高値だった前週調査を1.8円更新。

　このほかの石油製品の県平均価格は、ハイオクガソリン1リットルあたりが前週調査比1.9円高の195円、軽油同が同2円高の166.2円、灯油18リットル店頭が同33円高の2,248円、同配達が同36円高の2,335円。ハイオク同がレギュラー同と同様11週連続、それ以外は14週連続で値上がりした。本年度に入ってからのレギュラーガソリン1リットルあたり平均価格推移は下段のとおり。 (第1速報:午後2時3分、第2速報:午後2時25分)

調査日 全国平均 県平均
4/ 3 168.1 164.6
4/10 168.3 164.7
4/17 168.2 164.7
4/24 168.1 164.4
5/ 8 167.8 164.6
5/15 167.8 164.6
5/22 168.1 164.4
5/29 168.4 164.6
6/ 5 168.7 164.8
6/12 169.3 165.3
6/19 170.1 165.1
6/26 171.0 167.7
7/ 3 172.5 168.9
7/10 173.3 170.2
7/18 174.0 171.0
7/24 174.8 171.5
7/31 176.7 173.1
8/ 7 180.3 177.3
8/14 181.9 179.1
8/21 183.7 180.3
8/28 185.6 182.2
9/ 4 186.5 184.0

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