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令和5年(2023年)7月28日付
2町村が1位グループ
 
県の飲酒運転調査で秋田北地方
 
大館市はトップ10視野

 

 県が年間を通じて実施している「飲酒運転等居住地別実態調査」の6月末現在結果によると、秋田北地方は小坂、上小阿仁両町村が検挙者など皆無で県内ベスト1グループに食い込んでいる。また、前年の最終順位で25市町村中15位とまずまずだった大館市は、トップ10入りが視野に入ってきた。

 同調査は「県飲酒運転追放県民運動」の一環として、昭和54年(1979年)から県内市町村間で飲酒運転追放などについて競いあい、同運転徹底追放意識の高揚を図るのが狙い。1年間にわたって展開し、その年の成績優秀な自治体(優良5市町村)を知事表彰している。  

 飲酒運転による違反(酒酔い・酒気帯び)が1件につき1点、飲酒運転による事故の負傷が同3点、死亡が同8点のほか、飲酒運転以外の死亡事故が同3点の換算で算出し、これに各市町村の運転免許人口を勘案して県内順位を決定。  

 県の県民生活課がまとめた6月と6月末現在(累計)の調査結果は下段のとおりだが、同現在で飲酒運転による検挙者などを皆無に抑えて県内1位につけているのは秋田北地方の小坂町と上小阿仁村を含む8市町村。うち小坂町は前年の最終13位からトップを目指し、上小阿仁村は3年連続の年間1位に向けて7月以降の下半期も飲酒運転の撲滅を図る。

 一方、前年15位の大館市は市部(13市)中2位につけ、全体順位で11位と下半期次第ではトップ10に食い込む可能性が出てきた。このほか、前年16位の鹿角市は15位、前年11位の北秋田市は18位と、運転者のさらなる意識の向上が望まれる状況となっている。

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