今月14日からの大雨による農林水産関係の被害は、県全体で18億円ちかくにのぼっている。県災害対策本部が21日午前10時現在で集計した結果によるもの。前日公表した12億円台から一気に増加した。
同本部は15日以降毎日被害状況を公表し、うち具体的な農林水産関係の被害額は20日から明らかにしている。それによると、20日午前10時現在の同被害額は県全体で12億4,028万4,000円だったのに対し、21日同現在の集計では17億9,580万円に拡大。
内訳で最も多いのは林道の路肩崩落等(125路線、206カ所)の5億4,393万7,000円で、以下、林地の崩落等(20カ所)の3億8,200万円、水田畦畔の崩落等(308カ所)の3億7,181万6,000円などが続く。
このほか、水稲(冠水)被害は2,058ヘクタールで計9,487万7,000円の被害額で、いずれも今後の集計でさらに増えそう。秋田北地方関係は大館市、北秋田市、上小阿仁村で被害が出ている。(午後5時半)
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