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令和5年(2023年)7月19日付
初の8万人突破
 
上半期の大館能代空港
 
背景に3往復化など

 

 県が19日公表した大館能代空港の上半期(1-6月)利用者数は、同期としては開港以来初めて8万人を突破した。季節性インフルエンザと同等の5類への移行を含むコロナ規制緩和に加え、3往復化が利用者数の大幅増を後押した。

 東京(羽田)、大阪(伊丹)、札幌(新千歳)の3路線で平成10年(1998年)7月に開港した同空港は、翌11年11月に札幌、同23年(2011年)1月に大阪の両路線を「運休」の扱いながらも事実上廃止した形で、羽田線が唯一存続。

 昨年7月から今年10月28日までを期限としていた羽田線の3往復化は、利用者数の増加などが評価されて令和7年3月29日まで延期されることがすでに決まっている。また、同空港は開港25周年を迎え、18日には国交省や県などを含む関係者約30人が出席して空港ターミナルで記念セレモニーを行った。

 県が作成した前年同期比による上半期の同空港利用者数内訳は下段のとおりだが、利用者数は前年同期の3万9,698人から8万525人へと2倍以上に増加。

 コロナ影響を受ける直前の令和元年(1-4月は平成31年)の羽田線利用者数は7万444人で、同便としては開港以来初めて7万人を超えたが、今年はその記録を1万人以上塗り替えて一気に8万人を突破した。ちなみに、開港以来の最少はコロナ禍が最も深刻だった令和3年の9,510人。

 併せて同日公表した秋田空港の上半期利用者数は51万8,867人で、前年同期に比べて21万805人、68.4%増加した。3往復化を主因に、前年同期比増加率は大館能代空港が秋田同を34.4ポイント上回った。 (午後3時)

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