上半期(1-6月)の県内自殺者数は2年連続の100人超えながら、4年ぶりに減少に転じた。警察庁がまとめた同期間の暫定値で示されたもの。
過去3年間と今年の上半期月別自殺者数推移は下段のとおりだが、今年は前年同期比10人減の104人。3年ぶりに100人台に乗った前年同期に続く100人超えながら、令和2年以来3年ぶりに減少した。
今年は1月から3月まで増加傾向だったのに対し、4月以降は減少推移。とはいえ、過去5年間で最悪だった前年同期からいくぶん改善したにすぎず、予断を許さない状況に変わりはない。
東北6県の中で上半期自殺者が最も多いのは福島県の215人で、わずか3人差で宮城県が続いている。最少は山形県の76人で、本県は少ない方から2番目。
全国計は1万858人で、前年同期(確定値)に比べて330人、2.9%減少した。上半期で1万1,000人を下回ったのは、過去10年間で最少(9,578人)だった令和2年以来3年ぶり。
過去3年間と今年の上半期月別自者数推移
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1月 |
2月 |
3月 |
4月 |
5月 |
6月 |
上半期計 |
令和5年 |
17 |
13 |
19 |
18 |
18 |
19 |
104人 |
令和4年 |
16 |
8 |
17 |
21 |
30 |
22 |
114人 |
令和3年 |
9 |
12 |
18 |
15 |
18 |
18 |
90人 |
令和2年 |
20 |
5 |
17 |
13 |
18 |
13 |
86人 |
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