県調査統計課は26日、今月1日現在の「人口と世帯」を公表した。県人口の前月比減少数は2カ月連続で1,000人を下回ったものの、前年同月との比較では減少幅が拡大。秋田北地方の大館市は、県内3番目の減少規模だった。
今月1日現在の県人口は男性43万3,534人、女性48万3,991人の計91万7,525人で、前月に比べて982人、0.11%減少した。県出身の大卒者の県内就職、転勤に伴う転入などを主因に社会増が見込める前月は1年間で最も少ない304人の減少にとどまったため、減少数は2カ月連続で1,000人未満に。
とはいえ、前年6月1日現在との比較では、減少数は186人拡大した。前月比で人口が増加したのは東成瀬村の15人、潟上市の5人だけで、秋田市の121人を最多に23市町村で減少。
動態別内訳は、5月中に344人生まれたのに対して1,407人亡くなったため、1,063人の自然減。一方、824人が県外へ転出したのに対して905人が県内へ転入したため、81人の社会増となった。このほか、今月1日現在の県内世帯数は前月比87世帯増の38万5,839世帯で、2カ月連続の増加。
秋田北地方各市町村の今月1日現在の人口は○大館市=6万6,030人(前月比106人減)○鹿角市=2万7,167人(同33人減)○北秋田市=2万8,095人(同68人減)○小坂町=4,501人(前月と変わらず)○上小阿仁村=1,858人(前月比7人減)。うち大館市は、県内3番目の減少規模だった。
同地方各市町村の世帯数は○大館市=2万7,863世帯(前月比2世帯減)○鹿角市=1万685世帯(同17世帯増)○北秋田市=1万1,381世帯(同10世帯減)○小坂町=1,967世帯(同7世帯増)○上小阿仁村=810世帯(同1世帯増)。 (午前零時)
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