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令和5年(2023年)6月22日付
令和2番目の高水準
 
先月の大館能代空港利用者数
 
7カ月ぶり1万5,000人超え

 先月の大館能代空港利用者数は7カ月ぶりに1万5,000人を超え、令和に入って2番目の高水準となった。県が21日公表した5月の利用実績で示されたもの。

 東京(羽田)、大阪(伊丹)、札幌(新千歳)の3路線で平成10年(1998年)7月に開港した同空港は、翌11年11月に札幌、同23年(2011年)1月に大阪の両路線を「運休」の扱いながらも事実上廃止した形で、羽田線が唯一存続。昨年7月から今年10月28日までを期限としていた羽田線の3往復化は、利用者数の増加などが評価されて令和7年3月29日まで延期されることが決まっている。

 県が作成した大館能代空港の前年1年間と今年1-5月の月別利用者数推移は下段のとおりだが、うち今年5月は1万5,740人で、前年同月に比べて6,752人、75.1%増加した。

 1万5,000人を超えたのは、前年10月の1万5,571人以来7カ月ぶり。令和に入ってからは、コロナ禍前の令和元年8月の1万7,641人に次いで2番目の高水準。また、5月の利用者数としては開港以来最多を記録した。

 政府の対策本部がコロナの感染症法上の位置づけを先月8日に、それまでの「2類相当」から季節性インフルエンザなどと同様の「5類」に移行する方針を示したのに加え、3往復化によって運航回数が前年同月比336回、60.4%増の892回にのぼったことも利用促進に拍車をかけたとみられる。搭乗率は、前年同月比19.3ポイント増の55.1%。1-5月の累積利用者数は前年同期比3万4,987人、113.3%増の6万5,865人、平均搭乗率は同13.2ポイント増の47.9%だった。

 併せて公表した秋田空港の利用者数は、5月が前年同月比3万6,874人、54%増の10万5,179人、1月〜5月の累計が前年同期比17万4,615人、71.3%増の41万9,663人。 (午前零時)

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