仙台管区気象台は20日、東北の7月から向こう3カ月間の天気予報を発表した。同期間の気温と降水量は「ほぼ平年並みの見込み」とした。
月別予報のうち7月は、平年と同様に曇りや雨の日が多いもよう。8月は、本県を含む東北日本海側で平年と同様に晴れの日が多く、同太平洋側で天気が数日の周期で変わりそう。
9月は東北日本海側で天気が数日の周期で変わり、同太平洋側は天気が数日の周期で変わりつつも平年と同様に曇りや雨の日が多い見込みだ。東北の月別気温は7月と9月がほぼ平年並みで、夏本番の8月が平年並みか高い、とした。降水量は各月ともほぼ平年並み、と予想。
併せて同日公表した東北の18日までの6月天候経過によると、暖かい空気が流れ込みやすかったため、気温は平年を上回った。低気圧や前線の影響を受けやすかったため、日照時間は平年を下回る所が多かった。
また、まとまった雨の日があった東北南部を中心に降水量は平年を上回る所が多く、同気象台は同北部、南部ともに今月11日に「梅雨入り宣言」をした。
18日までの東北日本海側は、平均気温が平年より1.6度高く、降水量は同45%多く、日照時間は同16%少ない。これからすると、天候がよくなかったわりに気温が高い蒸し蒸しする期間だったことに。 (午前零時)
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