先月の県内自殺者数は、過去1年間で最も多かった前年同月の半数だった。警察庁が15日公表した5月の暫定値で示されたもの。同月にいくぶん改善傾向がみられたことにより、1-5月の累計は前年同期を10人下回った。
5月の県内自殺者は15人を数え、前年11月と並んで過去1年間で最悪だった前年同月に比べて15人減少した。2カ月連続で前年を下回り、1-5月の中では2月の13人に次いで少ない方から2番目。
ちなみに、5月の東北最多は宮城の43人で、最少は青森の11人。本県は青森に次ぐ水準で、これに山形の16人、岩手の23人、福島の38人と続く。
1-5月の県内累計自殺者数は、前年同期比10人減の82人。1-4月は同5人増だったが、5月に前年同月から半減したことで累計も減少に転じた。 (午前零時)
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