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令和5年(2023年)6月9日付
きょうまでに約260件

県内のクマ目撃情報
 
クルマへの衝突も相次ぐ

 

 県内では、約260件のクマ目撃情報が警察署や高速隊に寄せられた。県警が9日現在でまとめた今年の同情報で示されたもの。今月もクルマへの衝突事案が続出しているほか人身被害も発生する中、県警や県など関係機関は引き続き県民に注意を呼びかけている。

 9日現在のクマ目撃情報受理件数は259件。うち秋田北地方は大館署32件、北秋田署19件、鹿角署16件の計67件で、中でも大館署は県内3番目に多い。

 今月これまでに発生したクマ衝突事案によると、3日には大館市白沢の国道7号で軽乗用車に、5日には潟上市の秋田自動車道で軽乗用車に、9日には北秋田市の同自動車道で軽トラックにそれぞれ衝突。

 人身被害は、7日に大仙市の草地で80歳代の男性が襲われ、頭や胸などを負傷して病院に搬送された。同4件とも、午後に発生しているという共通点も。

 5月には北秋田市の水田で70歳代の男性がクマに襲われて3日後に死亡する事故も発生しているだけに、出没が懸念される山林や水田、畑、山に近い民家、公園、学校周辺などはとりわけ注意が求められる。

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