秋田北地方の新設住宅着工戸数は4年連続で減少し、過去10年間で最少だった。県建築住宅課が5日までにまとめた令和4年度(4年4月〜今年3月)の着工実績で示されたもの。県全体では、同10年間で2番目に少なかった。
秋田北地方の過去10年間の新設住宅着工戸数推移は下段のとおりだが、令和4年度は423戸。6年ぶりに500戸を割り込んだ前年度に比べて58戸、12.1%少なく、4年連続の減少。
4年度の地域別内訳のうち北秋田(大館市、北秋田市、上小阿仁村)は318件で、前年度を65戸、17%下回った。2年ぶりの減少で、過去10年間で最も少ない。 一方、鹿角(鹿角市、小坂町)は4年ぶりに100戸を割り込んだ前年度に比べて7戸、7.1%多い105戸。2年ぶりに増加し、平成30年度と並んで同10年間で3番目に多かった。
県全体の4年度着工戸数は前年度比340戸、8.1%減の3,842戸。2年ぶりに減少し、過去10年間では平成27年度の3,809戸に次いで少ない。全体の約6割(58.3%)を占める持ち家は同374戸、14.3%減の2,239戸にとどまり、同10年間の最少だった。
秋田北地方の過去10年間の新設住宅着工戸数推移
25年度 |
26年度 |
27年度 |
28年度 |
29年度 |
平成30年度 |
令和元年度 |
令和2年度 |
令和3年度 | 令和4年度 |
557戸 |
509戸 |
439戸 |
522戸 |
555戸 |
656戸 |
584戸 |
521戸 |
481戸 | 423戸 |
※このページには広告を掲載しております。
|