先月の県内新車新規登録・届出台数は、今年に入って初めて前年同月比減少率が20%を超えた。国土交通省東北運輸局が20日公表した5月の速報値で示されたもの。本県は、東北最大の落ち込み。
同局が作成した過去半年間の県内月別新車新規登録・届出台数は下段のとおりだが、うち5月は前年同月比636台、20.8%減の2,415台。前年6月以来12カ月連続で減少し、1月の19.7%減をわずかながら抜き、今年に入って初めて20%を超えた。
過去1年間で最も減少率が大きいのは前年9月の33.3%で、これに同10月の30.6%が続き、5月は3番目の高水準。東北各県の5月の前年同月比減少率は青森が19.6%、山形が13.6%、岩手、福島が各13.4%、宮城が6.3%で、本県だけが20%を超えた。
東北6県計の5月台数は前年同月比3,383台、13.6%減の2万1,439台にとどまり、9カ月連続の減少。ちなみに、全国計は同5万5,661台、17%減の27万1,193台と、30万台を大幅に割り込んだ。 (午前零時) 
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