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令和4年(2022年)6月3日付
「総力あげ需要確保へ」

大館能代空港3往復化で知事答弁 

県議会一般質問で北林議員登壇

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一般質問初日最初に登壇した北林議員と、答弁する佐竹知事

 

 6月定例県議会は2日、3日間の日程で一般質問が始まった。秋田北地方出身議員は、初日の最初に北林丈正議員(自民・北秋田)が登壇し、秋田北地方(北秋田市)に立地する大館能代空港の羽田便3往復化などについて質問。同議員は同空港の存在をアピールする大規模なキャンペーンの必要性を訴えながら、「コロナ後を見据え、空港の利用促進をどのように進めていくつもりか」と質した。これに対して佐竹敬久知事は「北東北の空の玄関口としての地位を確かなものにしていくためには3往復運航の継続が不可欠なので、引き続き地元と協力し総力をあげて需要の確保に取り組む」との決意を示した。  (午前零時)

大館能代空港に関する北林議員の質問要旨

 (略)3往復化を定着させ、(2025年までの年間)目標利用者24万人を達成するには地元の利用に加え、大館能代空港の地理的特性を生かした新規の需要開拓や空港の存在をアピールする大規模なキャンペーンが必要と考える。北東北のエリアでみると、大館能代空港は秋田市、青森市、盛岡市の中心に位置し、それぞれに2時間程度で行ける便利さがあるが、そのことはあまり知られていない。広域観光やビジネスの拠点として、利用者を増やすことは大いに可能性があると考えるがいかがか。

 本県の地理的特徴として、人口の集中する秋田市が隣県からみると最も遠い所に位置しており、隣県への移動に時間がかかることが挙げられる。また、青森県、岩手県、宮城県が新幹線でつながったことで、本県の交通ネットワークの弱さが際立つことにもなった。北東北3県の玄関口として大館能代空港の広域的な活用が図られれば、交通ネットワークの弱点をカバーし、新たな発展につながることになる。コロナ後を見据え、大館能代空港の利用促進をどのように進めていくつもりか、知事の所見を聴かせてほしい。

 貨物の利用についても課題がある。開港当初に営業所を置いていた運送事業者は撤退し、貨物の輸送は少量にとどまっているが、先に述べた隣県とのアクセスの良さから八戸市の会社が弁当を東京に送るために、大館能代空港を利用している。このように、広域的な視点で航空貨物需要の掘り起こしを図る必要があると考えるが、知事の所見を聴かせてほしい。

佐竹知事の答弁要旨

 大館能代空港は北東北の中心に位置し、高速道路を介して青森県、岩手県ともダイレクトに結ばれていることが最大の強みであり、広域的な拠点空港として大きな成長の可能性を有していると認識している。羽田発着枠政策コンテストにおいてもこのような空港の立地環境を強く訴えたところであり、秋田犬のお出迎えなどにより認知度の向上を図るとともに、無料の駐車場なども積極的にアピールしながら広域利用の一層の推進を図る。

 また、同空港の利用促進協議会には弘前市や八幡平市等に加え、今年度から新たに鰺ヶ沢町と西目屋村が加入しており、こうした広域での推進体制のもと、世界遺産等の多彩な観光資源の魅力を効果的に発信するなど増便による利便性向上を追い風に積極的な誘客プロモーションを展開する。

 さらに、県北地域では大型の企業誘致案件も進行中で、往来が活発化してきていることから企業等に対する働きかけを強化し、ビジネス需要の掘り起こしを図るなどあらゆる機会を活用し、空港の利用拡大を図っていくことにしている。

 北東北の空の玄関口としての地位を確かなものにしていくためには3往復運航の継続が不可欠なので、引き続き地元と協力し総力をあげて需要の確保に取り組む。

 航空輸送は、少量で付加価値の高い貨物や鮮度の保持が求められている貨物に適しているほか、全国に当日配送が可能になることから地域経済に寄与すると考えている。

 同空港ではこれまでも加工食品などの輸送が行われているが、今般の3便により搭載できる貨物量が拡大することから、これを好機ととらえ、空港に直結する高速道路を活用した広域的な需要を掘り起こすため、県内のみならず青森県、岩手県を含めた企業等に航空輸送のメリットを積極的にPRするなど地元自治体等と連携しながらセールス活動を強化していく。

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