レギュラーガソリン1リットルあたりの県平均価格は3調査連続で値下がりし、1月31日調査以来3カ月余ぶりに166円台に値を戻した。経済産業省資源エネルギー庁が11日公表した5月最初(9日現在)の石油製品価格調査結果で示されたもの。
原則として同庁は、週1度のペースで日本エネルギー経済研究所石油情報センターに委託して同調査を実施しているが、大型連休をはさんだ関係上、今回は2週間ぶりの調査となる。
同1リットルあたりの全国平均価格は171.1円。前回調査(4月25日現在)より1.7円安く、4調査連続で値下がりした。171円台は、2月14日調査の171.4円以来約3カ月ぶり。本県を含む44都道府県で値下がりし、値上がりは1県、横ばいは2県にとどまった。
県内の平均価格は、前回調査比2.9円安の166.4円。3調査連続で値下がりし、1月31日調査の166.9円以来3カ月余ぶりに166円台に値を戻した。
このほかの石油製品の県平均価格は、ハイオクガソリン1リットルあたりが前回調査比2.9円安の177.4円、軽油同が同2.6円安の149.4円で、ともに3調査連続の値下がり。ハイオク同が180円を割ったのは2月28日調査の179.6円、軽油同が150円を下回ったのは2月14日調査の149.6円以来となる。
灯油の18リットル県平均価格は、店頭が前回調査比45円安の1,963円で3調査連続、配達が同42円安の2,052円で2調査連続の各値下がり。うち店頭価格が2,000円を割ったのは、2月28日調査の1,985円以来。今年に入ってからの全国平均、東北各県、東北平均のレギュラーガソリン1リットルあたり価格推移は下段のとおり。 (午後3時)