公益社団法人秋田犬保存会(本部・大館市)は3日、今春の秋田犬展覧会の集大成となる第145回本部展を同市の桂城公園で開いている。"日本一の秋田犬"を目指す出陳者らの熱気に包まれる中、地元をはじめ県内外から多くの見物客が詰めかけている。
2月13日の支部展を皮切りに始まった今春の展覧会は宮崎県、埼玉県中央、福岡同、岡山県、神奈川中央、北海道道南、岩手県の計7カ所の支部展が新型コロナ第6波の影響で中止に。
全国大会に位置づけられる本部展も開催の行方が全国の会員らの気をもませたものの、全国のコロナ感染者数が徐々に減少傾向にあることなどから、春の本部展としては2年連続の開催にこぎつけた。
今回は幼犬B、同A、若犬、壮犬、成犬B、同Aの各牡部、牝部あわせて約170匹(棄権を除く)が上位入賞を目指している。きょうは曇天、晴天を交互に繰り返すやや肌寒い天候ながら、出陳者らは意気揚々と国内はもとより欧州からも参加し、午前の第1審査(個体審査)に続いて、午後は第2審査(総合審査)に臨む。 (午前11時)
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