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令和3年(2021年)9月14日付
初の800人超え

県内の100歳以上高齢者数 
 
全国は8万6,500人余

 
 住民基本台帳に基づく今月1日現在の100歳以上高齢者数は、全国計で初めて8万人を突破した前年から約6,000人増加し、8万6,500人余となった。厚生労働省があす15日の「老人の日」に合わせて14日公表したもの。うち本県は、初めて800人を超えた。

 老人福祉法が制定された昭和38年(1963年)に全国でわずか153人だった100歳以上高齢者数は同56年(1981年)に1,000人、平成10年(1998年)に1万人、同24年(2012年)に5万人、同27年(2015年)に6万人、令和元年に7万人、同2年に8万人をそれぞれ超え、今年は8万6,510人を数える。51年連続で、過去最多を更新。今年の前年比増加数は6,060人で、過去最大の9,176人にのぼった前年を更新できなかったものの、前年に次ぐ水準だった。

 うち女性は全体の88.4%を占める7万6,450人で、同5,475人の増加。これに対して男性は同585人増の1万60人で、総数、増加数とも男女差が著しいながらも、男性は初めて1万人を突破した。

 一方、県内の100歳以上高齢者は前年比86人増の834人で初めて800人を超えたが、総人口(約96万人)の少なさを反映して全国順位は47都道府県中2年連続41位と低ランクにとどまっている。男女別では女性が同77人増の731人で過去最多、男性が同9人増の103人で初めて100人を超えた。

 国は昭和38年度以来、「老人の日」の記念行事として各年度内に100歳を迎える高齢者(海外在留邦人を含む)に総理大臣からの祝い状と記念品を贈呈してきた。全国で本年度中に100歳に到達するのは今月1日現在で4万3,633人で、前年度に比べて1,831人増加した。うち本県は男性が同2人増の60人、女性が同45人増の415人、合計で同47人増の475人にのぼり、4年連続で増加。

 このほか、人口10万人あたりの100歳以上高齢者数は、全国平均で前年比4.78人増の68.54人。本県は同9.43人増の86.86人で、全国順位は前年の25位から22位に上げた。 

 国内そして世界最高齢者は、福岡県福岡市の田中カ子(かね)さんで118歳(明治36年=1903年=1月2日生まれ)。田中さんは、同市内の有料老人ホームに入所。最近は、施設内でも車椅子による移動が多くなってきたものの、大好物のチョコレートやコーラをおいしそうに味わい、オセロを楽しむなど元気にゆったりと過ごしている。

 また、男性の国内最高齢は、奈良県奈良市の上田幹蔵さん111歳(明治43年=1910年=5月11日生まれ)。同市内の介護老人保健施設に入所している上田さんは、身の回りの事をゆっくりながらも自分のペースで行っている。日頃からにぎやかなリビングで過ごすのが好きで、リハビリも前向きに取り組み、孫やひ孫とのオンライン面会を励みに日々元気に過ごしているという。
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